8月29日

ぐうぐう。

うーんここどこ?ムニャムニャ。熊本か。ムニャ。

ぐうぐう。

うん?どこかに止まったぞ。おっともう大牟田だ。降りなければいかん。素早く撤収。

短い区間であったが、それなりに寝れたようだぞ。よしよし。

4:51 大牟田着

さて、ここから1番迄は30分以上ある。ひとまず駅舎でも撮影してみるか。

外に出る。カシャ。

構内をうろついてみる。待合室にはちゃんと空調が入っていた。むう。

この駅舎が24hOPENだったらたいしたものだが・・・。ここは駅寝ポイントにしようと

していた場所でもある。気になるがなんともわからない。

この日は勿論最初から行程変更だ。複雑な経路になるがミスは許されない。

ミスったら前日の苦労がパーになってしまう。気合い入れて行こう。

お、荒尾始発の1番がやってきた。おう、流石にこの辺りは綺麗な車両使ってるな。

撮影。うっちょっとタイミング早かったか・・。

X05:34 鹿児島本線始発 出水発 大牟田行

X08:50 大牟田着

X09:22 鹿児島本線 大牟田発 快速小倉行

05:53 鹿児島本線 大牟田発 博多行

発車。鳥栖迄はそんなにない。寝ないように気をつけないとな(笑)。

X09:57 鳥栖着

06:38 鳥栖着

着いた。ここから一路西に向かう。間もなく入線。

画像はこちら。内部はこちら。昨日まで乗っていた車両とエライ違いだ。

X10:01 長崎本線 始発 鳥栖発 肥前浜行

07:24 長崎本線 始発 鳥栖発 早岐行

X10:39 肥前山口着

X11:10 佐世保線 始発 肥前山口発 早岐行

X11:59 早岐着

09:01 早岐着

X12:03 佐世保線 早岐発 佐世保行

09:06 佐世保線 早岐発 佐世保行

X12:16 佐世保着

09:22 佐世保着

着いた。順調に来れたぞ。早速撮影だ。時間も余裕がある訳じゃないのだ。

フィルムを駅売店で買う。¥575円。タケーヨおい。TIAMOは昨日のことがあり、

JR九州に金を落とすのがとてもイヤになっていたのである。ささいなことでも気に障る。

はー早く撮影してここから逃げ出したい。それしかTIAMOの頭になかった。

鳥栖→佐世保間は日記に何も記されていない。やる気を全く失っていたのである。

で、モニュメントを撮影。カシャ。直ぐにUターン。ここは観光地だが、TIAMOには関係ない事だ。

そこ!。タクシーの運ちゃん、乗るわけないから物欲しそうな顔で見ないように(-_-;

西の紋章以外には用は無いのだ。信じられない程淡泊に佐世保を後にする。

さっさとホームに入り乗る列車を確認。もう入っていた。

撮影。カシャ。外を見ると大規模な高架を建設中。これ新幹線?。そうだとすると特急さくらも

もう長くはないな。ささ、とっとと乗ろう。どうでもいいやそんなの(かなり投げやり)。

X12:33 佐世保線 佐世保発 ハウステンボス行

09:44 佐世保線 始発 佐世保発 長崎行

出発。これは変わった車両だった。普通列車なのに足を乗せる台が装備してある。

内装も考えると昔は特急として使っていたのかもしれないな。

X12:53 早岐着

09:58 早岐着

X13:27 佐世保線 始発 早岐発 肥前山口行

10:02 佐世保線 始発 早岐発 肥前山口行

X14:16 肥前山口着

10:54 肥前山口着

X14:44 長崎本線 始発 肥前山口発 鳥栖行

11:01 長崎本線 始発 肥前山口発 鳥栖行

X15:24 鳥栖着

11:48 鳥栖着

X15:45 鹿児島本線 鳥栖発 快速門司港行

11:56 鹿児島本線 鳥栖発 快速小倉行

この列車は今日最初に乗った普通列車と同じだった。しかもロングシートじゃない。

ここだけは誉めてもいいな(笑)。快速と普通が車両一緒なのねここ。

博多を過ぎた。この辺りでTIAMOは気持ちよく眠りに入っていた。もうすぐ九州脱出だ。

その安心から、とても深い眠りに入っていたのである。しかし・・・。

TIAMO「ぐうぐう」

「ユサユサ」

TIAMO「・・・ムニャ?」

車掌「切符!」

TIAMO「むっかーーーーー!!!(-_-#」

思わず爆発してしまいそうになるTIAMO。ふざけんなこんにゃろ。なんだその態度は。

「お休みの所申し訳ありませんが、切符を拝見いたします」が常識だろうが。

人を不愉快にさせるのもいい加減にしろ!。

今までの怒りが右足に一気に流れ込み、本当にケリが出かけた。

・・・しかしぐっと我慢。こんな何もわかってないボケナス達に本気でつき合う事はない。

もうこんな会社とはおさらばだ。呆れ顔で「はいよ切符ね」ちゃんと見せる。

心の中では「そんな暇あったら便所掃除でもしたらどうだ?」と考えていたのは

言うまでもない。必死に検札するより一人でも多くの人に使って貰う事を考えた方がいいぞ。

X17:37 小倉着

13:38 小倉着

やっと着いたぞ小倉。やっと逃げ出せる。思わず涙しそうになるTIAMOであった。

ここから海峡越えだ。直ぐに下関行が滑り込んできた。撮影。

X17:46 山陽本線 始発 小倉発 小月行

13:48 山陽本線 小倉発 下関行

出発進行。気分値はかなり回復。ようやくJR九州と関わらないで済むと考えると気分がいい。

せいせいしたぞ。アデオスJR九州。外見だけ取り繕って中身はさっぱりなアンタら。

お達者で。バイバーイ(-_-)/~~~

列車は急勾配を下ってゆく。ぐいぐいと降りる。最低地点は−40mを記録。結構深いのね。

トンネルを出るとそこは本州だ。バンザーイ(感涙)。

X18:00 下関着

14:06 下関着

到着。むう?ここは・・・。なんかいきなり雰囲気が違う。小倉までの華やかなイメージと

実に対照的。あまりの違いにびっくりするTIAMO。ホームの先端に移動し、撮影。

この駅はなんか青森駅と雰囲気が似ている気がするな。

さて、この先は話通りなら列車備え付けのトイレは線路BTN(ボットン)方式だ。

乗る前にトイレに行っておこう。構内をうろつく。ない。全然ない。どうなってんのここ?(^^;

ホームに上がり、うどん食べる。オバチャンに「トイレどこ?」と尋ねるとホームの一番隅に

あるとのこと。移動。古ぼけた扉がある。これか?。扉を開けるTIAMO。

TIAMO「・・・・・・・」

マジっすか?。そこにはごく普通の古ぼけた和式トイレが鎮座していた。しかも一つだけ。

これ駅員用か?と辺りを見渡すが、どうやらこれらしい。COOL過ぎるぞJR西日本(笑)。

ま、それぞれに考え方があるのだろう。とっとと用を足す。

14:10分発の小串行はもう行ってしまっていたが、これに乗ったとしても結局長門市で

待たされるので14:40分発の小串行に乗って行っても結局は同じなのだ。

暫くうろついて時間を潰す。あ、来た来た。2両だ。ふ、古いな(^^;。乗り込む。

シートが完全にヘタっているぞ(^^;。トイレも見に行ってみる。「停車中は使用しないで下さい」

ほほう。やはりBTNだったか。穴を除いてみると暗闇。どうやら直管ストレートタイプでは

ないようだ。確保しておいた席に戻りひたすら出発を待つ。

X18:18 山陰本線 始発 下関発 小串行

14:40 山陰本線 始発 下関発 小串行

出発進行。うわー遅いぞこれ(笑)。暫くして隣に座ってきた学生風男子x2女子1

のグループが話しかけてきた。首から掛けている粗品系タオルがとても粋である。

少々観察する。ふむ?どうやらカップル1+1の組み合わせのようだぞ。

男子「旅行ですか?」

TIAMO「まあそんな感じです(^^」

男子「下関駅見ましたか?あれが中心の駅なんですよ」

TIAMO「え゛・・・。」

核心をいきなり突かれてしまい、顔が引きつってしまった。なかなかやるな。若人よ。

正直にトイレにびびった話をする。それにしてもワシをいきなり動揺させるとは。

おかえしをしてやるぞ。ふふふ。

TIAMO「みなさんはお友達ですか?」

男子「え・・?、え、ええ。そんな感じです」

TIAMO「ふむそうですか(^^」

女子「友達より上の関係です(-_-;;」

TIAMO「そそそうですか、失礼しました」

女子は少々不機嫌になってしまわれたようだ。いかんなあ、そこの男子よ。

つーかね。こっちはわかってて聞いてんのよ。カップルなんて見ればわかるのよ。

大人がね、初々しい若人にこんな事わざわざ聞くのは反応が見たいだけなの。OK?。

これはさ、彼女の好感度が上下するイベントなの。ハッキリ言わないから彼女、

不機嫌になっちゃったじゃないの。マイナス1ポイントだぞBoy。

回答としては、「僕の彼女です」、が彼女的にはもちろん文句はないだろうけど、

「そんなの恥ずかしーよー兄貴」的な気持ちもわかる。

だからこれがベストだ。「来週結婚するんです。僕達」

キッパリと言い切ってしまうのだ。これはつき合ってるという宣言にもなるし、照れくさくもない。

誰が聞いても冗談だということも解る。今度から即座にこう言い放つように。

もちろん彼女が悪い気がするはずもない。但し、間違っても

「卒業したら結婚するんです」などとは言ってはいけないぞ(笑)。

3つ程先の駅で彼らは去っていった。さらば粋な三人組。

いつかまたこの電脳世界で会える事を願っている。

X18:58 小串着

15:29 小串着

ついたついた。乗継には4分しかない。もうホームで待機中だ。とっとと乗る。

X19:00 山陰本線 始発 小串発 長門市行

15:33 山陰本線 始発 小串発 長門市行

相変わらず遅いなこの列車。山陰の車窓を眺めつつひたすらボケッとする。

なんか山陰の風景って違和感がある。なぜだろう。よくわからない。

日本海の眺めは確かにいいが、どうも町並みに違和感を感じる。

車窓

X20:05 長門市着

16:43 長門市着

到着。これもすぐに乗継だ。タイミングいい乗継が続く。

特急がないだけあってナイスな接続。こうでなくちゃね。例によってもうホームで

待機している。今日乗った山陰本線の列車は全部同じだな。とりあえず今乗って来た奴を

撮影しとくか。カシャ。階段を上がって隣りのホームへ。列車に近づく。

するとどうもイヤな視線を浴びている気がするぞ。・・・はて?

列車の方を眺めると弱ヤンキー系の学生達がこちらに視線を向けていた。

ふむ。これはローカル特有の、「よそ者が来やがったぞ光線」だな。

この光線をビシバシ浴びながら乗り込む。ブスッとしている男子とギャーギャー騒ぐ女子。

まあこんなもんだろ(^^。荷物を上に放り投げて寝てしまった。

X21:07 山陰本線 始発 長門市発 益田行

16:52 山陰本線 始発 長門市発 益田行

目が覚めた。列車内はもう閑散としてしまっている。ここはどこだ・・・?

おっと、もう終点の益田まで2駅ではないか。よしよし良いところで目覚めたぞ。

到着予定時刻は18:52だ。ホテルにチェックインして洗濯する余裕もあるぞ。

今夜はフカフカのベッドで寝れそうだ。

X23:02 益田着

18:52 益田着

ふーついたついた。この先の接続もかなりいい。今日中に倉吉まで行けてしまうが、

今日はここで終わり。ここで終わりにせな意味がないのだ。

駅舎を出る。ふむここが益田駅か・・・。

とりあえずホテルを探さんといかんな。お、すぐ目の前にBホテルが。¥4300。

しかしこれはいくらなんでも古ぼけすぎだ。ひとまず他の所を探してみることにしよう。

うーむ、あすこに行ってみるか。益田セントラルホテルか。

なんかボーリング場と同じビルのようだぞ。とりあえず入る。

フロント「いらっしゃいませ」

TIAMO「なんぼでっか?」

フロント「シングルは¥5600になります」

TIAMO「さようで。ほんなら一部屋頼みますわ」

面倒だったのであっさり決めてしまったTIAMO。部屋に行く。ふむここも結構古いな。

築10年以上は軽くたってるか・・・。部屋到着。早速風呂だ風呂。

おっと、いきなり茶ゴキ出現。シャワーでお湯をあびせかけ、

丁重に排水管の中にお引き取り頂いた。グッドラック。

バシャバシャ、ザーザー。

ふう。すっきりした。部屋も撮っておくか。撮影。ごく普通の部屋ですな。

おっと洗濯に行こう。コインランドリーは下の階にあると聞いてある。

洗濯開始。やっとこの汗くさいGパンとオサラバできるぞ(^^;

この間に飯でも喰いに行くか。下のレストランに行く。誰もいない。

TIAMO「いいですか?」

支配人らしき人「どうぞどうぞ」

うなぎ定食を頼む。来た来た。旨そうだ。よく噛んで腹に流し込む。

何一つ残さずに綺麗さっぱり平らげた。苦手なものもあったのだが、自分の為。

まともな補給などこれから先でできる機会はそうはない。時間が無いのだ。

喰えるうちにできるだけ喰う。体力勝負のこの企画、出来る限りの事はしておきたい。

食事終了。洗濯・乾燥完了。現在時刻21時。よっしゃ完璧。

明日の一番は05:03だ。7時間も眠れるぞ。アラームとモーニングコールを4時にセット。

明日の乗継は厳しい。一本少しでも遅れると富山迄行けなくなる。寝坊は許されない。

とっとと寝るべ。おやすみ。

すやすや。

 

−3日目終了−

本日移動距離706.8km